August 23, 2019

今日は「水苔を用いない場合」の洋ランの着生方法を書いていきたいと思います。

あくまで自己流のやり方なので、あしからず。

1.通常は、素焼き鉢で水苔植えにされている株を抜きます。

 外れにくい場合は、ハンマーなどで鉢ごと壊してしまいます。

2.水苔を全部除去します。

 乾燥していると取れませんので、1時間ぐらい水を張ったバケツの中に入れて

 しっかり湿らせると作業しやすいです。

3.根を全部切ります。

 これは、賛否両輪あると思いますが経験上、鉢植えの中にある白くて細い根と、

 着生する太いスポンジ状の根は見た目からして別物です。

 元からある根ではまず...

September 8, 2017

今まであまり触れてきませんでしたが、

着生オブジェの管理について解説していきたいと思います。

写真のものは、雑誌の撮影当日に 一発勝負で作った作品。

製作におけるテクニカルな部分は「NHK 趣味の園芸 9月号」に詳しく掲載されていますので

そちらを参考にして下さい。

当店では、このような着生オブジェは

乾燥を防ぐため、水槽に入れて管理しています。

一般的にランは、「風通しの良い場所が良い」とされていますが

専用のハウスでもない限り、「通風」と「湿度」を両立するなんてとても無理です。

人間が快適に過ごせる空調のきいた室内では、

湿度が全く足りません。

そこ...

August 10, 2016

今日も引き続き、栽培環境の再考。

着生ランのmediocalcar decoratumです。

ニューギニア原産のランで、

小さなオレンジ色の可愛い花を咲かせます。

しばらくコルク付けで栽培していたんですが、

どうにも調子が上がらないどころか、

葉先から徐々に枯れ込んできてしまいました。

こまめに霧吹きはしていたんですが、

やはり空中湿度が足りなかったのでしょう。

湿度の問題を可決するには、

テラリウムでよく使う蓋付きのビンで密封栽培かと。

根が活着してこればビンから出して、

徐々に通常栽培に戻します。

空気の流れがないので、

この時期は非常に蒸れが怖いのですが...

August 9, 2016

植物にあった育て方を見つけることは、

とても重要ですが、失敗もつきものです。

しかし、失敗を恐れていては成功はありません。 

写真の植物は、Maxillariella tenuifoliaという

着生ランの一種です。

今までは水苔を使って

苔玉のような栽培をしていたのですが、

どうにも根っこが飛び出してきます。

ということで、思い切って

コルク付けに仕立て直しました。

コルクはヘゴと違って、保水性がないので、

こまめに霧吹きしつつ管理してみます。

ーお知らせー

8/11〜15日まで夏季休暇をいただきます。

Webショップはご注文いただけますが、

発送は8/16〜...

July 21, 2016

Davallia mariesii(しのぶ)

植物の中には、 着生植物という一大グループがあります。

土を必要とせず、他の樹木や、岩などに

着生して生活する植物です。

シダ、ラン、コケ、チランジア(エアプランツ)などが

有名どころですが、実は一部の水草や

海藻の多くも着生植物です。

土を必要としないということは、

植物にとっては死活問題で、何かしらの方法で

水や養分を補給する必要があるわけです。

そのような過酷な状況下で生きている植物は

独自の進化を遂げ、姿形も非常に面白い種類が多いのも特徴です。

個人的には、鉢に植える必要がないので

流木につけたり、コルク...